
N様邸の施工事例
弊社のショールームに来社され、今回の外壁診断の説明にご納得していただきました。同時期に販売されたご近所の住宅の数件は、慢性の雨漏れに悩まされています。N様は何とか御自身で補修されたようですが、雨漏れが止まらず困っていました。
HPに載っている『建築士の外壁診断』が決め手で、お声掛けいただきました。診断調査の結果、今回の雨漏れは、外壁サイディングからだけでなく、付属部分の水切(板金)部、タイル部からの雨漏れがありました。
■ 工事期間 | 14日 | ■ 内容 | サイディング修理+プレミアムシリコン |
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■ エリア | 東淀川区 | ■ 価格 | 120万円 |
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施工後 After
施工前 Before
サイディングの継ぎ目からの雨漏れのようです。もともと凹凸が重なる施工方法がなされていたのですが、窯業系サイディングは、ジョイント部分(継ぎ目部分)の裏側の割れや欠け(欠損)、反りにより雨水が浸入して室内へ雨漏れが起こっていたようです。
一度サイディングを固定するためにビス(ネジ)を打ち込み下地に固定します。そのあとコーキング処理します。
N様邸 施工の様子
施工のポイント1 外壁診断・雨漏れ調査①
- (樋のオーバーフロー(あふれやすい樋))ヨコ樋の雨水の落し口の処理が雑なので、正常に雨水の処理がなされていない状態。
- (タイル部の仕上げ塗装忘れ)タイルの目地からの雨水が浸入していた状態。
- (サイディングの劣化による雨水の浸入)サイディングの小口から雨水の侵入の様子。
施工のポイント2 外壁診断・雨漏れ調査②
- (外壁サイディングの亀裂の様子)サイディングのコーキングの劣化により亀裂が生じて雨水が浸入していた。
- (外壁サイディングの反りの様子)サイディングのジョイント(サネ部)の欠損によりジョイント部の段差または隙間が広くなっていて雨水が浸入している。
- (外壁サイディングの劣化の様子)風雨により劣化した窯業系サイディングの亀裂の様子。ジョイント部の亀裂も生じている。
施工のポイント(オリジナルのバイオ洗浄)
- バイオ洗浄の様子(オリバークリーナーによる洗浄)
- バイオ洗浄の様子(オリバークリーナーを混入している)
- バイオ洗浄の様子(洗浄中。高圧洗浄の水洗いだけでは外壁面の汚れやコケ・カビをきっちり落とせません。このようにバイオ洗浄でしっかり異物を洗い落とします)
足場設置の様子
- 足場組の様子
- 足場組の様子
- 足場組の様子
補修作業の様子(コーキングの様子)
- コーキング前の様子(劣化により亀裂が起こっています)
- コーキング撤去中
- コーキング養生~プライマー(接着剤)付け
- コーキング注入中
- コーキング仕上がり
- コーキング仕上がり(サイディングの反り(変形)部をネジ止め処理後コーキング処理)
塗料のテスト・外壁塗装・タイル用塗料付着テストの様子
- 外壁塗装の付着テスト(外壁サイディングと下塗り用塗料の付着状態の確認テスト)
- タイル部の付着テスト(軽量タイルの塗装(下地)の付着状態の確認テスト)
外壁塗装下塗り仕上げ(色分け1回目)
- 下塗りの外壁塗装①
- 下塗りの外壁塗装②
- 下塗りの外壁塗装③
外壁塗装中塗り仕上げ(色分け2回目)
- 中塗りの外壁塗装①
- 中塗りの外壁塗装②
- 中塗りの外壁塗装③
外壁塗装上塗り仕上げ(色分け3回目)
- 仕上がりの外壁塗装①
- 仕上がりの外壁塗装②
- 仕上がりの外壁塗装③
その他・補修作業の様子(水切りの点検・採寸・取付作業)
板金(笠木、水切り、化粧額廻り)は雨漏れの原因となりやすいのです。塗装工事だけでは雨漏れは止められません。
- 雨漏れ診断。水切りの状態の確認。雨漏れの確認。
- 水切りの採寸(寸法計測)の様子。水切りが大量の雨量に耐えられないので新調のための計測(採寸)の様子。
- 水切りの新調・仕上げ。大量の雨水が室内に流れ込んでいたので、ひとまわり大きく仕上げて、雨水の室内の侵入を防ぐように水切りの取付を行った。
施工後 After
ブリックタイル。雨漏れ用仕上げ作業終了。
①タイル上部コーキング ②タイル塗装(撥水処理済)
軒天井の塗装仕上げ
破風および樋の塗装仕上げ