壁高圧洗浄の様子

外壁塗装で塗装をする前に実施する高圧洗浄ってなに?普通に洗うのと何が違うの?

外壁塗装を塗装業者に見積もり依頼された時に「高圧洗浄〇〇円」という項目があるのを気にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

外壁塗装では、塗装を行う前の重要な下地処理として「洗浄」という工程があります。

ここでは水を使った高圧洗浄の役割・特徴やに加えて、最近主流の洗剤を使ったバイオ洗浄についてメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

 

外壁塗装における洗浄の役割

外壁塗装前の洗浄の重要性

外壁塗装において、外壁の洗浄は非常に重要な工程です。外壁にこびりついている汚れを洗い落とし、塗装の密着・定着を高める効果があります。

外の空気や雨や風にさらされている外壁には、劣化した塗膜が残っていたり、苔やカビ・錆び、その他多くの不純物が付着していたりします。

どんなに良い塗料を使っていても、浮きや剥離の起きた劣化の激しい塗膜や苔・かびなどの不純物がある状態で上から塗装をすると塗料が定着せずに、塗装の剥離原因になります。

塗装をする前には、外壁にこびりついが不純物を洗浄して徹底的に落とすことが重要です。

■外壁・ベランダ・屋根の洗浄の様子

 

高圧洗浄の役割と特徴

外壁高圧洗浄(水洗い1回目)

高圧洗浄とは10Mpa以上の高水圧で外壁の汚れを落とす洗浄方法

高圧洗浄は、高圧洗浄機という機械を使って水圧が10Mpa〜30Mpa(メガパスカル)のとても強い水圧を外壁に当てて洗浄する方法です。

洗浄と言っても、通常の水洗い程度では10年近く外にさらされた外壁の汚れを落とすことはできません。

そこで、塗装業者・リフォーム業者が洗浄を行う場合は、通常「高圧洗浄」というやり方で洗浄を行います。

(※)参考までに通常の水栓から水を全開で出した場合は、水圧0.2Mpa程度です。ですから通常の水道の50倍以上の水圧で洗浄することになります。

 

高圧洗浄時の注意点

高圧洗浄では、業務用の高圧洗浄機を使った非常に水圧の強い水が放出されますので当然下記のような注意点もあります。

  • 他所に水が飛び散らないように飛散シートを事前に設置する必要がある
  • 必要に応じて近隣への挨拶などする必要がある
  • 劣化したコーキング部分などに直接高圧洗浄をかけると返って損傷の恐れがある

高圧洗浄をする際は、周りへの配慮や無関係な箇所へ当てないように技術も必要になってきます。

 

洗剤を使ったバイオ洗浄

洗浄剤による外装洗浄の様子

10年以上雨や風などにさらされている外壁には、藻や苔・カビの菌の根が繁殖して、頑固にこびりついている場合があります。

外壁の汚れの激しい場合、水を使った高圧洗浄でも限界があります。そう言った場合「バイオ洗浄」が有効です。

バイオ洗浄も高圧洗浄の一種で、高圧洗浄と洗剤を使った洗浄を組み合わせて洗浄する方法です。

 

バイオ洗浄専用洗剤を使用する場合は、通常下記のように3回の洗浄工程を行います。

  1. 水を使った高圧洗浄(1回目の洗浄)
  2. バイオ洗浄/外装専用洗剤を使用した外壁洗浄(2回目の洗浄)
  3. 水を使った高圧洗浄(3回目)

 

 

バイオ洗浄に関する特徴や洗浄手順は「外壁塗装におけるバイオ洗浄の役割・特徴とメリット デメリット」の記事をご参照ください。

 

高圧洗浄とバイオ洗浄のメリット・デメリットを比較

洗浄には水を高圧で外壁に当てる高圧洗浄の役割や特徴、そして洗剤を使ったバイオ洗浄の特徴や高圧洗浄との違いを説明しました。

それぞれの特徴とメリットデメリットをまとめると下記のようになります。

(水を使った)高圧洗浄 (洗剤を使った)バイオ洗浄
特徴 外壁の汚れが比較的ましな場合に通常塗装業者が利用する洗浄 外壁の汚れが激しい場合に利用する洗浄。最近主流になりつつある
メリット 費用がバイオ洗浄よりも安い 藻・苔・カビなど頑固にこびりついた汚れも根こそぎ落とすことができる
デメリット 外壁に藻・苔・カビなど頑固にこびりついる場合、洗浄後も菌や小さい汚れなどを落とし切れない場合がある 費用が水を使った高圧洗浄よりもかかる

 

最近は超耐久塗料を前提にバイオ洗浄が主流に

最近では、塗料メーカーで塗料の開発が進み、フッ素や無機塗料などの耐用年数15年以上といった超耐久の塗料を使うことが増えてきています。

超耐久塗料では特に下地処理が重要で、しっかりとした洗浄なしでは塗料の耐久力を十分発揮できません。

ですから、弊社では最新性能の塗料を使う場合もバイオ洗浄によって汚れをきっちり落とすことをおすすめしています。

 

まとめ 外壁洗浄における洗浄の役割

まとめです。外壁洗浄において、従来の高圧洗浄と洗剤を使ったバイオ洗浄についてご紹介しました。

それぞれの特徴とメリットデメリットは下記の通りです。

(水を使った)高圧洗浄 (洗剤を使った)バイオ洗浄
特徴 外壁の汚れが比較的ましな場合に通常塗装業者が利用する洗浄 外壁の汚れが激しい場合に利用する洗浄。最近主流になりつつある
メリット 費用がバイオ洗浄よりも安い 藻・苔・カビなど頑固にこびりついた汚れも根こそぎ落とすことができる
デメリット 外壁に藻・苔・カビなど頑固にこびりついる場合、洗浄後も菌や小さい汚れなどを落とし切れない場合がある 費用が水を使った高圧洗浄よりもかかる

 

いずれにしても塗装をする前には、外壁にこびりついが不純物を洗浄して徹底的に落とすことが重要です。

最近では耐用年数15年以上といった超耐久の塗料を使うことが増えてきていますが、塗料の性能はしっかりとした洗浄なしでは発揮できません。

弊社も、外壁塗装の際には洗浄に力を入れており、バイオ洗浄を積極的に使っております。

もし家の外壁の塗装を考えておりましたら、ミズノライフクリエイトもご検討いただけましたら幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。