外壁塗装で重要な付帯部塗装の重要性

外壁塗装で注意したいのが付帯部(ふたいぶ)の塗装です。

「付帯部(付帯部)」と言われても、一般の方は「何のことかしら?」と思われるかもしれません。しかし外壁塗装においては、大変重要な箇所になっています。

工事がはじまってから「付帯部分は追加です。」と言われたら、せっかく安く外壁塗装をできるとおもっていたのだが・・・・残念な結果になってしまいますので、失敗を未然に防ぐためにもご自宅にどのような付帯部があるかを理解することは重要です。

今回は、これまで1万件以上の施工をしてきた弊社が、これから外壁塗装を検討されている方向けに外壁塗装前に確認しておきたい付帯部塗装について解説します。

 

 

外壁塗装で注意するべき付帯部塗装について

外壁塗装ではメインの外壁のほか付帯部の塗装というものがあります。

付帯部は見積もりから忘れられがちで、後々追加費用やトラブルになりやすく注意が必要です。

たとえば、ガレージの面積(壁・天井)が入っていない、または軒天(軒裏の天井)と庇とベランダのウラの部分の天井が含まれていない」というケースが時々聞きます。

発注したのちに気づいて追加依頼すると「追加料金がかかります」となってしまいがちな項目ですので、契約前にチェック項目してきましょう。

 

付帯部箇所 主な見積もり項目
鉄部塗装の主な見積もり項目
  • スチール雨戸
  • 小窓や出窓の庇
  • シャッターボックスなど
木部塗装の主な見積項目
  • 木部フェンス
  • 木製テラス
  • 化粧額
  • 破風

     

    ミズノライフ水野ミズノライフ水野

    付帯部塗装が、見積もりに含まれている場合と含まれていない場合では、見積り書の項目で10%以上の誤差が出てくる場合もありますので注意しましょう。

     

    外壁塗装のパック商品に注意

    外壁塗装でシリコン塗装50万円などのパック商品をよく見かけることがありますが、前述の付帯部(鉄部木部)や、その他軒天・ガレージ・天井などは除外されてることがよくあります。

    こういった部分の塗装については追加料金が掛かることが多いので、ご自宅の環境で付帯部の塗装が必要かそうでないのか、発注前に業者と打合せの上確認するようにしましょう。

     

    主な付帯部の紹介

    外壁塗装でオプションになりがちな付帯部塗装としては下記のようなものが挙げられます。

    • 軒天(のきてん)
    • 破風(はふ)
    • 庇(ひさし)
    • 雨戸(あまど)
    • 雨樋(あまどい)
    • 幕板(化粧額)

     

    軒天(のきてん)

    軒天は、軒やケラバの裏側部分の事を言います。

    屋根の主要部を支える垂木(たるき)や補足材の野地板を隠す役目や、強風による雨水の侵入や昆虫・小動物の侵入防止の役割があります。

    近年は外壁の通気工法の熱気を外部に逃がす効果もあります。

    モルタル仕上げやケイカル仕上げなどの不燃材で仕上げる場合が多いです。いずれの仕上げ材も経年劣化とともに、定期的な塗装やメンテナンスが必要になります。

     

    軒天の塗装の様子

    下記は、ケイカル板仕上げの軒天の塗装の様子です。

     

     

    破風(はふ)・破風板(はふいた)

    破風(はふ)・破風板(はふいた)は、屋根の構造材です。垂木の小口の劣化(雨水の侵入)を防ぐ効果、化粧仕上げの役割があります。

    木材や金属・樹脂などを使用しているたてものをよく見かけます。破風(板)も雨水や外部環境の激しい状況になりやすいので、経年劣化を起こしている建築物もよくありますので、外壁塗装の際に塗装することをおすすめします。

     

    破風板の塗装の様子

    下記は、破風(板)の塗装の様子です。

     

    庇(ひさし)

    庇(ひさし)は、外壁面に取り付けている、開口部(腰窓や掃き出し窓)のすぐ上に取り付ける外壁材です。

    夏場の直射日光からの熱線を直接に室内の侵入を防いだり、雨季の雨水の侵入を防ぐ効果があります。

    開口部(腰窓・掃き出し窓)は最近はアルミ製がほとんどですが、庇のない場合と比べて、庇がある場合の開口部は、雨水による劣化が抑えられます。そして夏場の直射日光による室内の気温の上昇は、かなり抑えられます。

     

    庇(ひさし)の塗装の様子

    下記は、庇の塗装の様子です。このように庇の上部は金属仕上げの場合もよくあります。庇の上部(金属部)と下部(モルタル部・ケイカル部)も塗装されることをおすすめします。

     

    雨戸(あまど)

    雨戸は窓の外側にある窓を守るための部材です。

    現在の住宅においても、アルミ製の腰窓や掃き出し窓においても、ガラスの面積が大きくなっていることから雨戸はよく採用されています。

     

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    以前の掃き出し窓や腰窓は木製のガラス障子で仕上がっていました。強風や台風の被害から、開口部の保護には雨戸が欠かせませんでした。

    もともと自然災害の多い日本の住環境においては、台風や強風・梅雨といった、雨による開口部の災害の防止のために雨戸は必要でした。(防犯・防風・遮光にも雨戸は効果があります。)

     

    雨戸(あまど)の塗装の様子

    鋼製雨戸の場合の塗装の様子です。刷毛による塗装もよく見かけますが、機械を使った吹付塗装(スプレーガン)による塗装も近年よく見かけます。

     

    雨樋(あめどい)

    雨樋とは、屋根や、屋上・バルコニーに溜まった雨水を一部に集めて外部に流す建材を言います。

    最近の雨樋の主流は塩ビ・樹脂製が多く、金属製の樋も色々あります。これらの材質は、経年劣化が起こらないというわけではありませんので、外壁塗装などの工事の際にメンテナンスを行うことをおすすめします。

     

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    雨樋は屋根やベランダの下部に取り付けています。比較的目立たないので、外壁塗装時の確認事項には必ずご確認することをおすすめします。

     

    樋(とい)の塗装の様子

    下記は横樋の塗装の様子です。樋ウラの劣化が著しかったので、一度横樋を撤去してから塗装を行いました。

     

    笠木(かさぎ)

    笠木は下記のようにバルコニーの上部にある部材のことです。

    バルコニーやパラペットの上部が劣化しやすいので、バルコニーやパラペットの上部の保護に笠木を取り付けます。近年の台風やゲリラ豪雨などには、笠木の設置不備から雨水の侵入による雨漏れが頻繁に起こっています。

     

    笠木(かさぎ)の塗装の様子

    アルミ製の笠木付き手すりの塗装の様子です。

     

    幕板(まくいた)

    一般に幕板と呼ばれる商材は、屋根の継ぎ目(長手方向)に設置されています。またサイディング貼りの外壁の切れ目、1階~2階または2階~3階の継ぎ目隠しにもちられることが多いです。外壁サイディングのデザインの変化をつける効果があります。

    サイディング等の継ぎ目になりますので、コーキングの処理が不十分な場合には注意が必要です。

     

    幕板(まくいた)・化粧額(けしょうがく)の塗装の様子

    下記は、幕板・化粧額の塗装の様子です。

    幕板も化粧額も下の部分は、サイディングのジョイント部分になっているのが一般的です。幕板・化粧額とサイディングの接点部にはコーキングによる、雨水の侵入を防ぐ処理をおすすめします。

     

     

    まとめ

    まとめです。今回は、これまで1万件以上の施工をしてきた弊社が、これから外壁塗装を検討されている方向けに外壁塗装前に確認しておきたい付帯部塗装について解説しました。

    外壁塗装の工事なので、外壁部分の塗装のみの塗装工事も別段間違いではありませんが、外壁塗装の仕上りには大きな違いがあります。上記の7つ以外にも細かい部分はまだまだあります。

    せっかく外壁塗装を仕上げても、劣化した付帯部の塗装を飛ばされると、そこから雨漏りや亀裂の原因にもなります。

    なお、弊社も大阪を中心に皆様のお家の外壁塗装工事をさせていただいております。

    もし外壁塗装工事で疑問点・ご相談などございましたら「外壁塗装・塗り替え相談会」にお越しいただけたらと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました。