艶あり、つや消しのバナー広告ー1

「外壁塗装は艶あり?艶なしの方が良い?」

外壁塗装を考える際、艶ありの塗装にするか艶なしにするかで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

いくら塗装工事が無事完了したとしても、「自分の家の外壁が気に入らない」となると、せっかくの外壁塗装も台無しです。

そこでここでは1万件以上施工させていただいた弊社が、外壁塗装における艶ありと艶なしの違い・メリットデメリットをご紹介したいと思います。

 

外壁塗装の艶あり・艶なしの違いとは

艶あり・艶なしの違いは光の反射率の違い

外壁塗装の艶あり・艶なしの考え方(数値化:反射率)

 

外壁塗装の艶ありと艶なしの考え方は、太陽光などの光源の反射率の違いです。

反射率が高い塗膜の場合は「艶あり」になり、反射率が低い塗膜の場合は「艶なし」になります。

艶あり艶なしとの反射率の関係と感じ方について

艶あり・艶なしの感じ方の違いは

艶ありの外壁塗装は直接人体の目に入ってくる「光の量」の感じ方にあります。

艶ありは光源から正反射した光が視覚に多く感じ取るため「ピカピカしているように輝いて見えます。」

艶なしの外壁塗装は光を乱反射させるため、直接人体の目に入ってくる「光の量が乱反射から少なくなり、まぶしくなくなります」

このように艶ありと艶なしで感じ方に違いがあるのです。

 

艶性能は5段階に分かれます(艶の度合い)

艶なし~艶ありまでの表示ー5段階
ツヤのナシ(マット状態)~ツヤのあり(グロス状態)

塗料には「艶なし」「3分艶」「5分艶」「7分艶」「艶あり」と5段階の艶に分類がされています。

 

分類の仕方は光の反射率の測定結果によって分類します。

水平方向から60度の角度(反時計方向)から、100%の光源の光をあてます。また水平方向から60度の対称側(時計方向)に反射した光が反射された光がどれだけ戻るってきているのかを数値化(%)で表します。

 

■反射率による分類

艶分類 反射率説明 (%)
艶なし 約 5 (以下)
3部艶 約 15 
5部艶 (通常 半艶といわれています) 約 35 
7部艶 約 60 
艶あり 約 70 (以上)

 

(1)艶なし光反射(反射率5%以下)

艶なしの光反射の様子 反射率(グロス値)5%以下

■艶なしの特徴

  • 艶なし(マットな感じ)
  • 反射率 5%以下
  • マット調に表現される

 

(2)3部艶の光反射(反射率15%以下)

3分艶の光反射の様子 反射率(グロス値)15%以下

■3分艶の特徴

  • 3分艶(ほぼマットな感なじ)
  • 反射率 15%以下
  • マット調に表現されることも多い

 

(3)5分艶の光反射(反射率35%以下)

5分艶の光反射の様子 反射率(グロス値)35%以下

■5分艶の特徴

  • 5分ツヤ(若干のツヤがある)
  • 反射率 35%以下
  • 半ツヤと呼ばれていることも多い

 

(4)7分艶の光反射(反射率60%以下)

7分艶の光反射の様子 反射率(グロス値)60%以下

■7分艶の特徴

  • 7分ツヤ(ほぼピカピカ感がある)
  • 反射率 60%以下
  • ツヤありと呼ばれていることも多い

 

(5)艶ありの光反射(反射率70%以下)

艶ありの光反射の様子 反射率(グロス値)70%以上

■艶ありの特徴

  • ツヤあり(ピカピカ感がある)
  • 反射率 70%以下
艶あり艶なしとの反射率の関係

慣例として 約60%の反射率で艶あり扱いされています、またグロス値 約35%で半艶(半つや)といわれると思われますが、基本的に人間の感覚を数値化することで工業化の基準ができているとご理解ください。

光源から入射角がどの程度の光エネルギー(光の量)が、どの程度反射されて戻ってきたかを光沢度計に表示される値を%で表します。

艶あり艶なしの特徴とメリット デメリット

艶あり塗装は表面が滑らか(汚れにくい)

ツヤありは汚れが付きにくい

艶ありの塗装は、表面に凹凸がなく滑らかで、汚れにくく塗装寿命も長くなるというメリットがあります。

外壁塗装表面に汚れやススなどの汚れがつきにくく、雨水により汚れも自然に落下しやすくなります。

ただし、艶なしと比較すると、美観の面では高級感が少し落ちることと長期的には艶も劣化して光沢も薄れてしまうというデメリットがあります。

艶なし塗装は表面に凹凸がある

 ツヤ無し塗装汚れが付きやすいイメージ図

一方、艶消しは外壁塗装表面に凹凸があるため、汚れやススなど付着がされやすいというデメリットがあります。雨水などによって汚れも落下しにくくなります。

ただし、美観の面で言うと、落ち着いた雰囲気で高級感を出せるとというメリットがあります。

艶あり艶なしのメリット・デメリット

艶ありと艶なしのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
艶あり
  • 汚れにくい
  • 新築のように光沢が戻りたい方、
  • サイディングの凹凸、テクスチャーが目立つようになります
  • 各塗料メーカーでも主力の商品があります。したがって「価格~耐久力」まで選択肢が広い
  • 光沢のある外壁を避けたい人には不向き
  • 長期的では、つやも劣化して光沢も薄れてきます
  • つや消しと比較して、高級感に少し落ちます
  • 古い町並みや落ち着いた周辺環境には不向き
艶なし
  • 落ち着いた雰囲気で高級感がある
  • 和風調の建築物にあいます
  • 長期的にみて劣化の最終段階まで、劣化の状態が維持される
  • 汚れが付きやすい
  • 撥水性が悪くなるので湿気のある壁面にはコケ、カビの発生しやすい
  • 塗料よりますが、つや有りはつや消しと比較して耐候年数が、2~5年短い

 

艶ありと艶なし外壁塗装の実例

艶あり外壁塗装の例

ここでは、実際に弊社で施工させていただいた艶あり外壁塗装の写真をいくつかご紹介します。

大阪市 東住吉区 S様邸の例

サッシの色とのバランスを考慮したカラーコーディネイト
サッシの色とのバランスを考慮したツヤありのカラーコーディネイト

アルミサッシがホワイト色なので、外壁塗装をアイボリー系の選択のご提案をさせていただきました。

周囲の建物もパステル調の住宅が多く建てられていましたので周辺環境とのバランスよく仕上がっています。

 

大阪市 天王寺区 T様邸

ツヤありの撥水の外壁塗装
ツヤありの撥水の外壁塗装 

基本的にタイルの多くははモザイク色しています、マット調の仕上げは耐久性能(2~5年)ぐらい劣化年数が落ちます、この程度の「ピカピカ感」は違和感がなく感じていただいています。

 

艶なし外壁塗装の例

つぎに、弊社で施工させていただいた艶なしの外壁塗装の写真をいくつかご紹介します。

 

東大阪市 K様邸の例

つや消しの外壁塗装の例(東大阪市 K様)
つや消しの外壁塗装の例

ツヤ無しの塗装には、比較的張り出している屋根が似合います、タイルのつや消しのモザイク調の色合いとの相性も良く大きくバランスよく仕上がっています。

 

大阪市 西淀川区 K様邸の例

つや消し塗装k邸外観の様子
つや消しの外壁塗装の例

タイルとのバランスを考えて、あえてパステル調にこだわって仕上げてみました、施主のご希望により洋風にアレンジしてみました。

 

ミズノライフ水野ミズノライフ水野

塗料によって艶あり艶なしもだいたい決まります。たとえば、フッ素塗料は基本的に艶ありの仕上がりになります。

艶調整剤などを使って艶を抑えることもできますが、調整剤を入れすぎると塗膜の強度が落ちたりすることもあるので、注意が必要です。

美観という点では、窓や雨樋などの付帯部との艶あり・艶なしのバランスを考慮する必要もあります

(関連記事)【外壁塗装の色選び】失敗しない色選びのコツを一級建築士が徹底解説

 

塗料による艶あり艶なしの対応表

元々艶消し消し塗料もあれば、元々艶有りの塗料だがつや消し対応ができる塗料もあります。

下記は、日本ペイント社パーフェクトトップ(ラジカル塗料) のカタログです。上塗りで使うパーフェクトトップ は、つやあり・5分つやあり・3分つやあり・つや消しに対応していることがわかります。

艶なし~艶ありまでの表示(パーフェクトトップのカタログより)
艶なし~艶ありまでの表示(パーフェクトトップのカタログより)

 

元々艶なしの塗料の例

  • インディフレシュセラ(日本ペイント)
  • ガイナ(日進産業)
  • ナノコンポジットW(水谷ペイント)

 

元々艶有り塗料だが艶消し対応ができる塗料の例

  • パーフェクトトップ(日本ペイント):「つや消し」「3分ツヤ」「5分ツヤ」「7分つや有り」「つや有り」「つや消しの対応ができる塗料」
  • ファイン4Fセラッミック(日本ペイント):「つや消し」「3分ツヤ」「5分ツヤ」「7分つや有り」「つや有り」「つや消しの対応ができる塗料」
  • セラミシリコン(SK化研):「3分ツヤ」「5分ツヤ」「つや有り」「つや消しの対応(限定)ができる塗料」
  • プレミアムシリコン(SK化研):「3分ツヤ」「5分ツヤ」「つや有り」「つや消しの対応(限定)ができる塗料」

 

(注意)艶消し調合剤による艶調整について

メーカーが販売している塗料に艶消し調合剤を使って強制的に艶あり塗料を艶消しにすることもできます。

ただし、フラットベース(つや消し調合材)の使用は本来の塗料の性能が落ちる場合がありますので注意が必要です。

 

フラットベース(つや消し調合材)を混合させるイメージ図

フラットベース(つや消し調合材)の使用の説明
フラットベース(つや消し調合材)の使用の説明

 

艶調整剤を入れて艶の調整は可能ですが、不用意に使うと塗膜の強度が落ちる・塗装のムラが出る可能性などもあるので、塗装の技術が求められます。

混合の攪拌の時間、混合の量を間違えると白濁(白く濁ったように)なります。

フラットベース(つや消し調合材)の使用
現場合わせの艶なし調合はおすすめしない理由の説明

 

ミズノライフ水野ミズノライフ水野

 ※発注の段階でツヤの段階を決めれば、安心して塗装工事が進められます。現場でのつや消し材(フラットベース)の使用はあまりおすすめしません

 

まとめ 艶あり艶なしについて

まとめです。外壁塗装における艶ありと艶なしの違い・メリットデメリットをご紹介しました。

いくら塗装工事が無事完了したとしても、「自分の家の外壁が気に入らない」となると、せっかくの外壁塗装も台無しです。

ぜひ今回ご紹介した内容を確認しながら艶ありと艶なしを選択していただければ幸いです。

弊社も大阪を中心に皆様のお家の外壁塗装工事をさせていただいております。

もし色選びで疑問点・ご相談などございましたら「外壁塗装・塗り替え相談会」にお越しいただけたらと思います。ご自宅の写真を持ってきていただけたら、カラーシュミレーションで色選びのシュミレーションもさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。