屋根葺き替え(ふきかえ)工事とは、既存の屋根を撤去して新しい屋根に葺き替える工事です。

近年では、瓦から金属ルーフ・ルーガーへと外装リフォーム工事される事例が増えています。

ミズノライフ水野ミズノライフ水野

近年大型地震が騒がれだしたのを機に、瓦から金属ルーフやルーガーへの変更が特に人気があります。

また、施工数は少なくなってきましたが、以前は瓦から瓦への葺き替え工事も多くありました。

 

屋根葺き替え料金

屋根葺き替え料金は下記の通りです。

工事項目 工事費用
瓦葺き替え(下地合板張りなし) 78万円〜
(2階建・延べ30坪の場合)
平米あたりの単価
¥7,800/㎡~
瓦葺き替え工事(下地合板張りあり) 130万円〜(2階建・延べ30坪の場合) 平米あたりの単価
¥12,000/㎡~
瓦から金属ルーフへの葺き替え工事 130万円〜
(2階建・30坪の場合)
平米あたりの単価
¥13,000/㎡~
瓦からルーガーへの葺き替え工事 250万円〜
(2階建・30坪の場合)
平米あたりの単価
¥35000/㎡~

※残土、下地の劣化の程度によって価格が変わることがあります。

屋根葺き替え工事のメリットとデメリット

屋根葺き替え工事のメリットとデメリットをご紹介します。長期的に見れば、補修を繰り返して手間をかけ続けるより、屋根葺き替え工事により新調した方がコストも劣化防止の観点でもメリットがあります。

屋根工事の概要

屋根葺き替え工事のメリット

耐応年数が長くなる

最近の屋根(瓦)葺きの工事では、乾式工法(屋根に土を載せない)で施工します。
住宅の屋根の重量が軽減できる分、雨漏れの原因の防水シートも20年保証付きのものまであり、住宅の寿命より長期になります。

耐震性能が上がる

近年、耐震瓦、軽量瓦といった新製品の瓦が生産されています。
屋根部の軽量化は建物の耐震性の向上に大きなメリットといえます。

 

屋根葺き替え工事のデメリット

工事期間が補修に比べて長くなる

屋根瓦の補修が2~3日の工期なのに対して、屋根瓦葺き(やねかわらぶき)の新調は7日~12日くらいかかるため、比較的工期期間が長くなります。

 

価格が補修工事に比べて高くなる

屋根補修と比較すると、撤去→下地補修→ルーフィング貼→桟打→瓦貼→左官工事と工程が増える分、人件費や産廃処理費、瓦材料費など補修工事よりかかることがデメリットです。

近年の屋根事情 近年の瓦の材質、施工法においても、材料の変化、施工法においても、10年前と比較 になりません。

屋根葺き替え工事の流れ

瓦(かわら)から金属ルーフへの葺き替え工事の流れ

ここでは、代表的な屋根(瓦)葺き替え工事の施工の流れをご紹介します。

【STEP1】屋根葺き替え工事前の状態

いぶし瓦、施工20年の屋根瓦です。近年、天井から雨漏れが起こりだしてきたので以前から気になっていた屋根瓦の葺き替えを行います。

屋根葺き替え工事前の屋根(瓦)の状態

 

【STEP2】屋根(瓦)の撤去

瓦の撤去作業、瓦及び残土の散乱を防ぐために、土のう袋に入れて屋根から機械により降ろします。

瓦を土のう袋に詰めます
瓦を土のう袋に詰めます

残土を土のう袋に詰めます
残土を土のう袋に詰めます

 

【STEP3】劣化箇所の点検

慢性の雨漏れだと下地まで劣化しているケースがあります。 その場合、下地の修復をまず行います。 ※写真は20年以上経過している屋根の防水シート。ビニール製で劣化しやすい。

防水シート(ハイトーン)
防水シート(ハイトーン)

 

【STEP4】シート養生(工事中の雨天対策)

工事中に雨に遭遇したり、翌日まで下地のままだと雨漏れを起こさないために、大型の シートで屋根を覆います。

雨降り対策用大型シートで覆います
雨降り対策用大型シートで覆います

 

【STEP5】下地合板(耐震性ではない)

防水ルーフィング、野地板の不均一を防ぐために下地合板を貼り、平滑な屋根下地に仕上げます。

合板を貼り上げた状態
合板を貼り上げた状態

 

【STEP6】ルーフィング(防水シート)

平滑な屋根面に仕上げした後、防水用のシートを貼ります。 近年、ゴム系が主流になっています。(以前はハイトーン、ビニール製が主流により劣化しやすい) 雨の侵入防止に役立ちます。 工事中に雨が降る事態になっても、ルーフィング処理まで行っていると、雨漏れのリスクは非常に少 なくなります。

ルーフィングシート貼りの様子
防水シート(ルーフィングシート貼りの様子)

防水シート(ハイトーン)
防水シート(ハイトーン)

 

【STEP7】金属ルーフ施工(耐震性の説明)

旧の屋根(瓦)は基本、瓦用に使用した、赤土の雨水の吸収力に頼っていたので、屋根の重量 が大きくなり、建物の負担が大きくなっていました。 乾式(土を載せない分、軽量化)工法になりました。

防水シート(ゴム製アスファルトルーフィング)
防水シート(ゴム製アスファルトルーフィング)

 

【STEP8】金属ルーフ施工

雨漏れの不安は激減しました。

金属ルーフ施工
金属ルーフ施工

【STEP9】屋根瓦から金属ルーフリフォーム工事の完工(乾式のメリット)

旧の瓦屋根は、土を大量に屋根の上に載せて、その上に瓦を載せて銅製の針金で止めていたの で、自然と屋根部の重量が増えます。(耐震性の悪化に繋がります) 近年は屋根下地の土を最小限にすることにより、耐震に対する性能を向上させた乾式工法が増 えています。

金属ルーフリフォーム
ガルベストー金属ルーフリフォーム

 

瓦から瓦への葺き替え工事の流れ

STEP1〜STEP6までは前述の瓦から金属ルーフへの葺き替えと同じです。

【STEP7】桟木、施工(耐震性の説明)

旧の屋根(瓦)は基本、瓦用に使用した、赤土の雨水の吸収力に頼っていたので、屋根の重量 が大きくなり、建物の負担が大きくなっていました。 乾式(土を載せない分、軽量化)工法になりました。

桟木の施工の様子
桟木の施工の様子

 

【STEP8】桟木~瓦の釘打ち

防水シートの上に横桟(瓦を止めるために)間隔をあけて施工を施し、桟木に瓦を釘止めしま すので、直接ルーフィングに釘打ちしないことにより、雨漏れの不安は激減しました。

ステンレス製の瓦用の釘
ステンレス製の瓦用の釘

桟木に瓦釘を打ち付けている様子
桟木に瓦釘を打(ステンレス製)ち付けている様子

【STEP9】屋根(瓦)の葺き替え工事の完工(乾式のメリット)

旧の瓦屋根は、土を大量に屋根の上に載せて、その上に瓦を載せて銅製の針金で止めていたの で、自然と屋根部の重量が増えます。(耐震性の悪化に繋がります) 近年は屋根下地の土を最小限にすることにより、耐震に対する性能を向上させた乾式工法が増 えています。

屋根葺き替え工事完了後の屋根(瓦)の状態
屋根葺き替え工事完了後の屋根(瓦)の状態

 

屋根(瓦)の劣化に伴って瓦の葺き替えを考えている方へ

屋根瓦の工事は、一般的に外装リフォーム工事においてはコストがかかる 部類になります。

できれば先延ばしにしたいのですが、先延ばしにすればするほど劣化がいろいろ進んでくることが予想されます。劣化が進行すると、さらに余計な補修費用が加算されていくため、見積予算が割高になりがちなので、できれば早い目の施工をおすすめいたします。

 

抑えておきたい大切なのは次の事柄です。

  • 必要性、なぜ工事をしなければいけないのか?
  • 予算 (どのくらいの価格帯が適正か?)
  • 屋根瓦のリフォームの時期(タイミング)
  • 適切な工事の内容 (屋根瓦工事の施工事例)

 

今後瓦屋根はメンテナンスリスクも少なくなる傾向にあります。 瓦の葺き替えは外装リフォームでも色々な手法があります。

選択肢も色々あり、予算面もメンテナンス面も軽量で耐震瓦と時代と共に進歩しています。

屋根の工事をご検討の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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